Fairy forest
~もったいないに架け橋を~
食品ロスを減らし、持続可能な社会を実現させたいという思いから一人の高校生が立ち上げた。
産業廃棄物の「おから」に注目し、雪花菜のグラノーラを開発。お豆腐屋さんのおからと有機オートミール 、米粉のみで作ります。販売からの収 益は子ども食堂へ寄付をします。


Fairy forest
森の妖精ほどの小さな存在だけれども夢や希望を叶えたいという思いからつけた「フェアリーフォレスト」
少しでも多くの人に、食品ロスや環境問題について考えるきっかけになれば嬉しいです。

もったいない
「おから」
一つのお豆腐を作るのに、約4倍ものおからが発生します。
毎日大量に発生するおからは、栄養価が高い分、傷みやすいく冷蔵する必要がありコストがかかります。また、産業廃棄物として認定されているため安く廃棄ができる現実があり多くが捨てられてしまいます。
雪花菜のグラノーラ
私は、このもったいないおからから雪花菜のグラノーラを開発しました
みんなに安心をして食べて欲しいという思いから、甘味料や油、添加物を一切使用せずに作っています。
材料にこだわり、お豆腐屋さんからいただいた在来種のおからと有機のオートミール、国産の米粉のみで作っています。


取り組み
収益を子ども食堂へ寄付
雪花菜のグラノーラで生まれた収益を生活に困っている人に届けることができたら、持続可能な社会に一歩近づくと考え、収益を子ども食堂へ寄付しています。
その他、おからのケーキやビスコッティを子ども食堂へプレゼントすることもあります。


ゼロウェイスト
瓶と量り売りでの販売を実施。
量り売り(容積売り)はお好きな容器を持って来て頂き、サーバーから量り売りをします。瓶もリサイクルができる素材です。プラスチックの袋や容器の方が手軽ですが、昔のように無駄なゴミを出さない時代を思い出して欲しいと思い瓶と量り売りにこだわっています。
プレゼンテーション
より多くの人に環境問題を知ってもらいいたいという思い、Fairy forestの活動やこれまでに学んできたことについてプレゼントの機会をつくっています。主にイベントを中心に実施。
~これまでの実績~
日本科学未来館トークショー
日野台高校での探求授業
エシカルサミット・ユースの活動発表
その他多数


自己紹介
山崎佐知子 Yamazaki Sachiko
大学2年生
幼い頃、祖父から聞いた戦争による食糧難の話に衝撃を受けたことをきっかけに、食べ物を大切にしたいと思い食品ロスに興味を持つようになりました。
欲しいもので溢れている今。
すぐに手に入る今。
有難みを忘れている今。
大量生産、大量消費、大量廃棄
この社会は本当に豊かなことなのだろうかと疑問を抱くようになりFairy forest~もったいないに架け橋を~を立ち上げました。



幼い頃から
食品ロスを減らしたい
きっかけは、幼い頃に聞いた祖父の戦争での食糧難の話です。昔は戦争で食べるものが無くセミをも食べていたという話を聞き、衝撃を受けました。
セミまでも食べなければ生きていけない時代があったなか今では食べ残への有難みを忘れていると思いました。そして学年が上がるにつれ、日本では大量の食品が捨てられている事を知りました。
カウガールスクール
命をいただくという貴重な体験や
たくさんの人との出会い
カウガールスクールとは、週末に牧場で牛のお世話をしたり、自分で名前を付けお世話をするスクールのことです。私はこのスクールに2年程通い、牛は人間に奉仕してくれている生き物であり、私たちは生かされているという事を学びました。そして、一つの食べ物を作るのに沢山の人が関わっていることを知り、自分で買ったものは自分一人のものではないと強く感じました。
磯沼ミルクファーム
カウガールをさせていただいた牧場でのサスティナブルな取り組み
磯沼ミルクファームでは、循環型農業を推奨されています。一つの取り組みとして、まだ食べられるのに捨てられてしまう食材を餌として活用する取り組み「エコフィード」があります。私は、このエコフィードのひとにある「おから」に注目をしました。
これまでの歩み

牧場お散歩マルシェ
2021/2/27~
磯沼ミルクファームで開催され、
月に一度の主な販売場所。現在は、お休み中。

クラウドファンディング
2021/9/10 ~2021/10/13
活動の輪を広げるためにプロジェクトを立ち上げる。
沢山の方のご支援によりネクストゴール70万円を達成。